民主進歩党主席で総統候補者の蔡英文は13日、吳釗燮民進党秘書長、新境界文教基金会国防小組召集人陳文政教授と立法委員の姚文智、林岱樺とともに「2015台北国際航空展覧会及び国防工業展覧会」を訪問した。現場では、中央科学院張冠群院長が国内で研究開発された無人航空機と無人フライトシミュレーターなどの、最先端の武器システムなどを紹介した。蔡主席一行は漢翔航空工業、雷虎及び安捷など参加した会社の展示を見学した。

蔡英文主席は見学後談話を発表した。国防は台湾にとって重要な要素であり、リーダーの最重要課題でもある。伝統的な考え方においては、国防の最も主要な目的は国家と人民の安全を守ることである。しかし今日の展覧会を見て、新たに啓発されたことがあった。それは、国防と国家の科学技術、経済産業の発展は、互いに密接なかかわりがあり、科学技術が不断の進歩を遂げているなかで、国家資源を科学技術の発展に投入すると同時に、国防の需要に合わせて、我々の経験発展に新しい力をつけさせることができるということだ。もし来年民進党が政権に返り咲けば、国防政策は投資と国防産業の発展奨励を重点とし、科学技術と経済発展を結びつけ、国防を産業需要の源にして、産業に発展の機会を持たせると同時に、我が国の科学技術能力が先端を走る機会を生み出していくことだ、と述べた。新しい世代において、科学技術のリードは国家競争力の最も重要な要素であり、我々は国防への投資を通じて、台湾の科学技術をリードさせていく。同時に、軍民両用の科学技術の発展によって、次世代の科学技術開発力と人材の育成を行い、国家資源を有効に利用し、最大限の効果を生み出していく、と述べた。

この他、蔡英文主席は、将来台湾の軍備や武器購入にあたっては、台湾で作れるものは、台湾で製造したものを買う、台湾産業に発展のスペースを与えていく。もし海外から購入する必要があれば、必ず技術の移転を実現することである。中央科学院の技術力を見ると、多くのものが民用技術に転用できる可能性があると考えている。しかし、現在民用に転用される比率は高くなく、将来は中央科学院や国のほかの国防研究機関の成果を民間と共有し、民間科学技術の発展につなげたい、と述べた。

蔡英文主席は、将来国防産業の発展は三つの重点がある:航空宇宙、船、情報セキュリティである。この3つの重点項目において、軍と民間両方の科学技術を使い、軍と民間がともに発展していく方向にしていくことだ。将来はそれぞれの重要な産業の中心地―例えば船は高雄、航空関連は台中、情報セキュリティー関連産業は台北など、こうした幾つかの地点で定期的に台北国際航空展や国防工業展覧会を開催し、技術を切磋琢磨する機会を与え、互いに刺激を与えあい、科学技術の運用と資源の合併使用を強化することだ。将来、民進党の立法院メンバーで、例えば、姚文智議員は資安産業の責任者となり、林岱樺委員は高雄の船舶工業を担当していくなど、これらの産業が更に発展していけるようにしなければいけない、と述べた。

最後に、蔡英文主席は、今日の会場では多くの高等練習機の発展に深い印象を受けたとし、高等練習機の国内生産が、将来台湾の産業発展で非常に重要となることを望み、政策の目標であると述べた。民進党は過去既に多くの国防政策白書を発表してきたが、将来はこれらの本を集めて今回の総統選挙での国防白書を出したい。その中で、国防産業の政策を施政の重点にする。台湾の経験と科学技術の発展、国防の需要をまとめて、国家の総体的な政策の計画に入れ込んでいく。このような三合一政策は政策上の新しいチャレンジとなり、将来一連の産業政策を発表する際、国防産業の政策を社会の皆さんに説明する予定である、と述べた。